自動車学校コラム

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普通自動車の技能教習について(第一段階編)

場内コース(横長)

生まれて初めて自分で自動車を運転するとき、きっとドキドキハラハラのことでしょう、ここでは、普通自動車の技能教習の流れについて解説していきます。

普通自動車の教習は、学科と同様に「第一段階」と「第二段階」に分かれています。

「第一段階」では、基本的な操作の習得から始まり、慣れてくると信号や標識、交通ルールに従った主体的な運転ができるようになっていただきます。

基本的な教習時限(1時限50分)は、普通車(MT)では、15時限、普通車(AT)で12時限が、最短時限となっています。

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教習車両等

1回目の技能教習では、トレーチャー(模擬運転装置)という機械を使った教習を実施します。トレーチャーとは、モニターと運転席で構成されており、ビデオ映像にあわせてハンドル操作やアクセル、ブレーキなどのペダル操作を練習していただく仕組みになっています。

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2回目以降からは、実車を使った技能教習です、使っていく教習用車両は、ごく普通の4ドアセダン(当校では現在トヨタのカローラを使用)ですが、教習を行うために特別な改造がほどこされています。一般の車両との一番大きな違いは、助手席側に指導員用のブレーキ(補助ブレーキ)が付いている点です。運転に不慣れな教習生が、コースから逸脱しそうになったり、他の車両や障害物に接触する危険が生じた場合でも、指導員側から、すみやかに速度を緩めたり、停止させることができるわけです。その他にも、指導員用のバックミラー等も複数付いていて、教習生も指導員も不安なく安心して教習を行えるような仕様になってます。

講習2

教習コース(場内コース)

運転免許を持っていない人は、たとえ練習であっても公道を運転することはできません、そのため自動車学校では、専用の教習コース(場内コースと言います)を使って運転の練習を行っていきます。

コース内には、実際の公道と同様に、信号機や道路標識、横断歩道などの道路標示、踏切なども備わっています。また日没後の夜間教習では、ナイター照明を点灯させて教習を実施していきます。

場内コースで、しっかりと練習して第二段階の路上教習を目指しましょう

教習内容(こちらは、MTの例ですがATもほぼ同じです)

1 車の乗り降りと運転姿勢

2 自動車の機構と運転装置の取り扱い

3 発進と停止

4 速度の調整

5 走行位置と進路

6 時機をとらえた発進と加速

7 目標に合わせた停止

8 カーブや曲がり角の通行

9 坂道の通行

10 後退

11 狭路の通行

12 通行位置の選択と進路変更

13 障害物への対応

14 標識・標示に従った走行

15 信号に従った走行

16 交差点の通行(直進)

17 交差点の通行(左折)

18 交差点の通行(右折)

19 見通しの悪い交差点の通行

20 踏切の通過

21 オートマチック車の運転

22 オートマチック車の急加速と急発進時の措置

23 教習効果の確認(みきわめ)

普通車1

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